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遊心だより

20160322

昨日は、恒例の吉無田散策会がありました。今回は、吉無田高原の野焼き見学とほとりの森のコースです。初めて野焼きを見た人が多くて火が点きバチバチと燃える光景に皆さんから大歓声が上がりました。

 

 まだまだ見ていたいのですが、次のほとりの森に出発です。

 ほとりの森とは、70年前から原木の苗を植えて品種の良い穂木を切ってあちこちに立派な木を植えるために育てた試験林でした。今は活用していない杉の林を吉無田高原の仲間が観光名所にしようと頑張っている場所です。木の精霊が済んでいそうな雰囲気ですよ。

その後、おやつタイムです。地元のお母さんたちが作った珍しいおやつです。石垣だご、みそだご、一文字のぐるぐる、湯がいたさといも、菜の花のおひたしなどです。

休憩後、草原や茶畑を通って吉無田高原緑の村に到着です。5月頃になるとあたり一面緑の草原になってもっときれいですよ。

さあ、お楽しみの食事です。今回は赤ナバを使った炊き込みご飯と山菜の天ぷら。それに近所の有志の方から差し入れのしし肉です。下の写真が赤ナバといいます。素人がみるとまるで毒キノコのようですが、これを湯がくと真っ白になるそうです。

ふきのとうの天ぷらです。他には、しいたけ、つくし、クレソン、よもぎ、せり・・・

のっぺ汁も最高でした。これにそえる手作りの柚子こしょうはまた格別でした。

竹の器に盛った赤ナバごはんとのっぺ汁はこの草原でたべると何杯でもお代わりができます。

そうそう忘れてはならないのがしし肉です。はじめて食べる人も多くて、焼き職人(?)の口上どおり牛赤肉よりおいしかったです。