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遊心だより

国道266号線沿いにある案山子村の展示がすごかったので、たくさんの人に見てもらいたくていっぱい写真を掲載します。

遠くから見ると、まるで人がたくさん集まっているようで、気になって止まる人がたくさんいらっしゃいました。

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オリンピックを想定した案山子が所狭しといます。表情が豊かで、観光客もまるで案山子と間違えそうです。 DSC 5590

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来賓席の案山子の表情も楽しいです。友人は「俺よりもいい靴を履いているなあ」と一言・・・

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3月21日にオープンした宮地岳小校舎に寄りました。廃校になった校舎を改装し道の駅「宮地岳かかしの里」として営業しています。屋内にかかしを常設展示するほか、農産物などを販売する物産館や、そば打ち体験ができるレストランも併設しています。2階の教室には授業風景を再現した案山子たちでにぎわっています。

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お昼は、うに丼を食べると張り切っていましたが、五和町の漁業レストランはしけのため食べることができず友人と「リベンジだー!」叫んで泣く泣く、海鮮丼を食べて帰りました。

本渡市内で、石造桁橋では国内最大級、しかも全国的にもまれな「多脚式」ということで、『国の重要文化財』に指定されている祇園橋を眺めて帰りました。解説には「柱状の石を組み合わせた素朴なつくりで、橋脚は水切りのための三角形の流線型になっている。長さ28.6m、幅3.3m近くもある橋間に、約30㎝の角柱が5列9行45脚によって支えられている。」と明記されていました。

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久しぶりの小旅行は、コロナ禍でストレスが溜まっている私たちにはいいリフレッシュになりました。これで、5月の連休の忙しさは乗り切ることができるね!!と言いながら天草を後にしました。

昨夜は、カニやエビの御馳走で大満足の私たちでした。いいお天気になったので、龍ヶ岳まで登ることにしました。道中には自然に咲いているつつじに感激して、山頂を目指しました。

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山頂からは有名な猿岩が望めます。以下は、主人の説明です。「山頂を北東-南西方向に延びる向斜軸が通っていて山頂付近を構成する白岳砂岩層(ここでは礫質砂岩)は受け盤構造となっており、斜面に凸出した岩盤は礫質砂岩の割れ目に沿って風化(玉ねぎ状風化)が進み「猿の顔」のようにみえておもしろいですよ。」相変わらず専門的な解説ですね。

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次に向かったのは、主人が見せたかった倉岳の石造りの塀です。倉岳町の棚底地区に見られる石垣群は、冬場の強烈な北風(倉岳おろし)の防風として築かれたもの。日本でも珍しい風景で独特の雰囲気を醸し出しています。以下は、またまた主人の解説です。

「家屋を囲んだ石垣群は、独特の集落風景を造っている。冬場に倉岳(標高682m)から吹き下ろす強烈な北風(倉岳おろし)に対する防風垣として築かれた。積石は、倉岳一帯を構成する古第三紀の教良木層(頁岩・砂岩)に貫入した安山岩(ひん岩)である。集落は倉岳山と矢筈嶽の間の渓流で幾度も発生した土石流によって形成された扇状地の上に位置するが、山の斜面に分布していた貫入岩(ひん岩)が節理に沿って直方体に割れ、その岩塊が土石流により扇状地まで大量に運ばれてきていたために利用されたと思われる。」

勉強会みたいになりました。

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近くに日本で3か所しか見られない「アイラトビラズラ」を見てきました。

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常緑のマメ科植物で、暗い紅紫色の花がブドウの房のように垂れ下がって咲きます。国内の自生地は山鹿市菊鹿町に自生する国の特別天然記念物の「相良のアイラトビカズラ」は、見に行ったことがありますが、他には長崎県佐世保市の九十九島にあるそうです。この倉岳町は3例目です。ちょうど見ごろに出会えてよかったです。5月中旬まで咲いています。

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次に本渡の宮地岳にある案山子村に行きました。毎年お祭りをやっていますが、今年からは常設の展示場ができました。廃校になった宮地岳小学校を道の駅にしてその2階に飾ってあります。手前500mにもたくさんの案山子がいました。

この続きは次回に・・・・

 

久しぶりに吉無田メンバーで天草へ1泊旅行に出かけました。まず、昼食にと宇土市にある船場橋近くの飲食店へ。宇土の船場橋の畔にある140年前の蔵をリノベーションした洋食レストランです。

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内部も大きな柱が残っていて趣のある建物でした。もちろん、食事もおいしかったですね。

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このお店を出たところに船場橋があります。この橋は浜戸川の支流、船場川に架かる石橋の単一アーチ橋で、延長13.7m、幅4.1m。江戸末期に造られた眼鏡橋です。橋のアーチを彩る馬門石(まかどいし)の薄紅色が印象的です。かつて宇土城下町の水運の拠点としてにぎわったこの辺りには、武家屋敷や井戸、船荷を積み下ろした石段が川の両岸に残り、江戸時代の面影を今に伝えています。石材は宇土市で採れる馬門石を使用しています。熊本地震で被災した江戸時代末の石橋でしたか2020年春に復旧されました。

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石のことには詳しい主人が成り立ちや馬門石の詳細を友人に説明していました。

次に向かったのは定番の三角西港です。石畳の港湾や洋館など、明治時代に造られた姿がそのまま残っており、多くの映画やドラマのロケ地としても使われているんです。この写真は、「浦島屋」です。明治20年頃、当時三角港と呼ばれていた三角西港に誕生したコロニアル様式のホテルでしたが、明治37年に廃業。現在の浦島屋は平成4年に数枚の写真を基に透視図面を作成し、かつての姿に復元したものだそうです。

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この水路は、私の好きな場所です。山裾から海岸へと流出する石造りの排水路で、底も側面も石積みで造られています。明治20年竣工。水路の曲がり角を直角ではなくカーブをつけて作られているなど、当時の最先端の工法で作られました。平成14年(2002年)に国の重要文化財に指定されています。

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西港から、新しい新天草1号橋(天城橋)が見えます。これからここを通って天草に向かいます。旧1号橋「天門橋」(てんもんきょう)に仲良く寄り添うかのように作られた全長463メートルの新1号橋は、アーチ橋としては国内最大級、「ソリッドリブアーチ」と呼ばれる工法では国内最長となるそうです。

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 途中、以前紹介した「リゾラテラス」に寄って、姫戸町にある「甲ら家」に向かいました。

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 タイでよく見かけたトゥクトゥクもありました。懐かしいねと皆で言っていたら、食事会場まで乗せてくれました。

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