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遊心だより

昨日は、年末に植えた桜が咲き始めたので、早速お世話になった方たちとお花見をしました。 

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奥にあるのはしだれ桜、手前の白い花をつけているのはウミネコ桜です。

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陽が落ちてくると急に寒くなってきます。このために主人が東屋に焚火を用意してくれました。

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商工会のお友達である「青雲市場」で作ってもらったお弁当を食べながら楽しいお花見の一日でした。

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 母屋に今年もが花が満開です。モクレン科のタムシバという木です。みんなは主人が自分の年金で買ったので「年金の木」と呼んでいます。

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 桜の季節になったら必ず訪れる場所があります。「八勢眼鏡橋(やせめがねはし)」です。

矢部町(現・山都町)と御船町を結んだ日向往還の難所に、御船町の先哲・林田能寛が私財を投じ、安政2年(1855年)にわずか4ヶ月の期間で完成させた石橋です。熊本県指定重要文化財のひとつになっています。

あまり知られていない場所ですが、私のお気に入りの石橋です。

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昨日は、主人が気になっている石積みの塀を友人夫婦と一緒に見に行きました。なんとわざわざ別府までの視察(?)です。

途中うきは市の吉井町に寄り道をしました。観光会館土蔵の横で人力車があり、さっそく乗ることにします。主人が「二人乗りでもこっちは重たいから、体力のある人にお願いします」などと言い始めました。観光推進のためにほとんどボランティアでやっていらっしゃるようです。

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街並みを保存してあるので楽しみながらゆっくり見て回ることができました。

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観光会館の中では、お雛様がたくさん飾ってあり、通常の10倍以上もある内裏雛もありました。

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遊心から約3時間、やっとお目当ての別府ANAインターコンチネンタルホテルに到着しました。男性二人は感激して何枚もスマホに写真を納めていました。

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帰りには、長者原で野焼きに遭遇しました。近くまで火が迫り、パチパチと燃える炎にびっくりでした。

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残念ながら蔓延防止のため居酒屋が空いていなくて、帰りには反省会ができませんでした。

 

 

遊心下の草原を國武林業さんが購入されて、今日はお披露目会がありました。さすが木に携わっている方たちなので大きな焚火はお手の物です。

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「野遊び企画」090-8920-7859 このメールアドレスはスパムボットから保護されています。閲覧するにはJavaScriptを有効にする必要があります。を運営されている藤谷さんがテントを張ってお出迎えでした。

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屋内もすごくおしゃれにしてあります。

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テントのそばにはサウナも用意されていました。

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ドラム缶風呂も用意されていました。ビールを飲みながらの入浴(?)も楽しそうですよ。

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焚火でマシュマロを焼いて食べました。大きなマシュマロだったので食べ応えがあり美味しかったです。

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夜も更けてくると皆太鼓を叩いて楽しんでいました。太鼓の音楽は、まるでアフリカにきているような気分です。

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野遊び企画の藤谷さんのご実家が秋田だそうで、大根のお漬物(炙りがっこ)を持ってきてチーズを載せて食べました。お漬物にチーズとは!!でもすごくおいしかったです。

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国道266号線沿いにある案山子村の展示がすごかったので、たくさんの人に見てもらいたくていっぱい写真を掲載します。

遠くから見ると、まるで人がたくさん集まっているようで、気になって止まる人がたくさんいらっしゃいました。

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オリンピックを想定した案山子が所狭しといます。表情が豊かで、観光客もまるで案山子と間違えそうです。 DSC 5590

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来賓席の案山子の表情も楽しいです。友人は「俺よりもいい靴を履いているなあ」と一言・・・

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3月21日にオープンした宮地岳小校舎に寄りました。廃校になった校舎を改装し道の駅「宮地岳かかしの里」として営業しています。屋内にかかしを常設展示するほか、農産物などを販売する物産館や、そば打ち体験ができるレストランも併設しています。2階の教室には授業風景を再現した案山子たちでにぎわっています。

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お昼は、うに丼を食べると張り切っていましたが、五和町の漁業レストランはしけのため食べることができず友人と「リベンジだー!」叫んで泣く泣く、海鮮丼を食べて帰りました。

本渡市内で、石造桁橋では国内最大級、しかも全国的にもまれな「多脚式」ということで、『国の重要文化財』に指定されている祇園橋を眺めて帰りました。解説には「柱状の石を組み合わせた素朴なつくりで、橋脚は水切りのための三角形の流線型になっている。長さ28.6m、幅3.3m近くもある橋間に、約30㎝の角柱が5列9行45脚によって支えられている。」と明記されていました。

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久しぶりの小旅行は、コロナ禍でストレスが溜まっている私たちにはいいリフレッシュになりました。これで、5月の連休の忙しさは乗り切ることができるね!!と言いながら天草を後にしました。

昨夜は、カニやエビの御馳走で大満足の私たちでした。いいお天気になったので、龍ヶ岳まで登ることにしました。道中には自然に咲いているつつじに感激して、山頂を目指しました。

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山頂からは有名な猿岩が望めます。以下は、主人の説明です。「山頂を北東-南西方向に延びる向斜軸が通っていて山頂付近を構成する白岳砂岩層(ここでは礫質砂岩)は受け盤構造となっており、斜面に凸出した岩盤は礫質砂岩の割れ目に沿って風化(玉ねぎ状風化)が進み「猿の顔」のようにみえておもしろいですよ。」相変わらず専門的な解説ですね。

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次に向かったのは、主人が見せたかった倉岳の石造りの塀です。倉岳町の棚底地区に見られる石垣群は、冬場の強烈な北風(倉岳おろし)の防風として築かれたもの。日本でも珍しい風景で独特の雰囲気を醸し出しています。以下は、またまた主人の解説です。

「家屋を囲んだ石垣群は、独特の集落風景を造っている。冬場に倉岳(標高682m)から吹き下ろす強烈な北風(倉岳おろし)に対する防風垣として築かれた。積石は、倉岳一帯を構成する古第三紀の教良木層(頁岩・砂岩)に貫入した安山岩(ひん岩)である。集落は倉岳山と矢筈嶽の間の渓流で幾度も発生した土石流によって形成された扇状地の上に位置するが、山の斜面に分布していた貫入岩(ひん岩)が節理に沿って直方体に割れ、その岩塊が土石流により扇状地まで大量に運ばれてきていたために利用されたと思われる。」

勉強会みたいになりました。

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近くに日本で3か所しか見られない「アイラトビラズラ」を見てきました。

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常緑のマメ科植物で、暗い紅紫色の花がブドウの房のように垂れ下がって咲きます。国内の自生地は山鹿市菊鹿町に自生する国の特別天然記念物の「相良のアイラトビカズラ」は、見に行ったことがありますが、他には長崎県佐世保市の九十九島にあるそうです。この倉岳町は3例目です。ちょうど見ごろに出会えてよかったです。5月中旬まで咲いています。

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次に本渡の宮地岳にある案山子村に行きました。毎年お祭りをやっていますが、今年からは常設の展示場ができました。廃校になった宮地岳小学校を道の駅にしてその2階に飾ってあります。手前500mにもたくさんの案山子がいました。

この続きは次回に・・・・

 

久しぶりに吉無田メンバーで天草へ1泊旅行に出かけました。まず、昼食にと宇土市にある船場橋近くの飲食店へ。宇土の船場橋の畔にある140年前の蔵をリノベーションした洋食レストランです。

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内部も大きな柱が残っていて趣のある建物でした。もちろん、食事もおいしかったですね。

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このお店を出たところに船場橋があります。この橋は浜戸川の支流、船場川に架かる石橋の単一アーチ橋で、延長13.7m、幅4.1m。江戸末期に造られた眼鏡橋です。橋のアーチを彩る馬門石(まかどいし)の薄紅色が印象的です。かつて宇土城下町の水運の拠点としてにぎわったこの辺りには、武家屋敷や井戸、船荷を積み下ろした石段が川の両岸に残り、江戸時代の面影を今に伝えています。石材は宇土市で採れる馬門石を使用しています。熊本地震で被災した江戸時代末の石橋でしたか2020年春に復旧されました。

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石のことには詳しい主人が成り立ちや馬門石の詳細を友人に説明していました。

次に向かったのは定番の三角西港です。石畳の港湾や洋館など、明治時代に造られた姿がそのまま残っており、多くの映画やドラマのロケ地としても使われているんです。この写真は、「浦島屋」です。明治20年頃、当時三角港と呼ばれていた三角西港に誕生したコロニアル様式のホテルでしたが、明治37年に廃業。現在の浦島屋は平成4年に数枚の写真を基に透視図面を作成し、かつての姿に復元したものだそうです。

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この水路は、私の好きな場所です。山裾から海岸へと流出する石造りの排水路で、底も側面も石積みで造られています。明治20年竣工。水路の曲がり角を直角ではなくカーブをつけて作られているなど、当時の最先端の工法で作られました。平成14年(2002年)に国の重要文化財に指定されています。

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西港から、新しい新天草1号橋(天城橋)が見えます。これからここを通って天草に向かいます。旧1号橋「天門橋」(てんもんきょう)に仲良く寄り添うかのように作られた全長463メートルの新1号橋は、アーチ橋としては国内最大級、「ソリッドリブアーチ」と呼ばれる工法では国内最長となるそうです。

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 途中、以前紹介した「リゾラテラス」に寄って、姫戸町にある「甲ら家」に向かいました。

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 タイでよく見かけたトゥクトゥクもありました。懐かしいねと皆で言っていたら、食事会場まで乗せてくれました。

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4月も終わりです。庭の木々も若葉がずいぶん出て来ていて一面黄緑色に覆われています。

朝夕、鳥の鳴き声がしてきて「ああ!気持ちいいなあ」と毎日りゅうちゃんと散歩しながら思います。

遊心の母屋に行くアプローチも若葉がきれいです。

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つい半月前は一枚の葉もなかったのに気づかないうちに森の中の家になってしまいました。

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今日はいいお天気でしたが、一日家でのんびりしていました。相変わらず主人は、朝から遊心のどこかで作業をしていました。昼食時には忘れずに帰ってきます。今朝も5時過ぎから阿蘇方面へひそかに見つけた場所のタラノメを取りに行っていました。今夜は、その天ぷらです。

sDSC 3576私も久しぶりにリンゴケーキを焼きました。一緒にアーモンドのプラリーヌ(砂糖がけ)も作りました。

sDSC 3580やっと見つけた主人は、展望ハウスの駐車場を広げる作業をしていました。

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木立ハウスから満天ハウスの遊歩道に植えたメタセコイヤもずいぶん大きくなってきています。

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日の入りがずいぶん遅くなりました。19時前にやっと真っ赤な夕日になりました。あたり一面赤く染まります。

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日が落ちると急に肌寒くなってきます。お腹をすかせた主人もそろそろ帰ってくるでしょう。

これより高森町から山都町に入ります。

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所々にまだワラビがあったので取りながら山を下りました。来年はわらび取りの恰好で本格的に取りに行こうと思いました。帰ったら早速あく抜きしていただくことにします。

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本当に久しぶりに清和天文台に来ました。子供たちが小さい時は夜シートを持って来て寝ころびながら星の観察をしていたのを思い出しました。

sDSC 3557野芝が一面に敷き詰められていてよく手入れが行き届いています。隣接しているロッジは、コロナの影響なのか宿泊を止めてありました。主人は遊心の宿泊棟に利用できるヒントがないかと妄想中です。

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ずいぶん以前に新聞に載っていた山都町の「京の上臈(じょうらく)」を見てきました。平家の落人伝説で、この地に逃れてきた平家の夫や恋人を追いかけて、京の上臈(身分の高い女官)がやってきたが、「平家は滝に身を投げてしまった」という話を聞き、悲しみの果てにこの地で石となってしまったという言い伝えの地です。道路沿いに看板がなくやっと探しました。

薄暗い場所にあるのでなんだかその女人の思いが伝わるような気がしてきます。

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 と、そういう気分に浸っていたら、主人が一言「なんだ、石灰岩じゃないか!」ですって。瞑想が吹っ飛んでしまいました。sDSC 3564

帰り着いたのは4時。主人は早速作業着に着替えて周辺の整備に取り掛かりました。暗くなってからやっと母屋に帰ってきました。本当によく働きます。

3密を避けて家にいるのが良いのですが、あまりにもいいお天気だったので人と出会わない山方面だったらいいだろうと出かけました。まずは、久しぶりに高森の友人宅に向かいました。早速お庭でお茶をごちそうになりました。ヤギのハナちゃんの子供であるけんちゃんにもあってきました。3か月でもらわれたけんちゃんは大事に育てられていて、今では母親の倍ぐらいの大きさになっていました。

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友人のお庭です。素敵でしょう。ここでいただいた紅茶は格別でした。いろんな花を植えているのですが、気がついたらけんちゃんに食べられているそうです。

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その後、高森阿蘇神社に行きました。樹齢480年の南郷桧に囲まれた神社は神々しく感じられます。

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神殿でコロナの終息と家族の健康を祈ってきました。

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ここから阿蘇五岳がきれいに見えます。

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田植えの時期になると水田が一面緑色になってきれいでしょうね。

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次に向かったのは清水峠です。細い道をひたすら登ります。途中、通過してきた「自然葬の里」で有名な清水寺が右手に見えます。

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峠付近の景色の良いところでお昼を取りました。高森の友人から頂いたタケノコご飯とワラビの和え物です。カップラーメンだけは持ってきていたので一緒に食べました。山で食べる食事は最高ですね。

sDSC 3546 主人は、景色をさかなにおいしそうに食べていました。

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ここからは、南郷谷が一望できます。

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満天ハウス横のタイニーハウスも徐々に工事が進んできています。主人が作った石垣の上2m程の高さに建築物が出来る予定だそうです。鉄筋を組み立てて生コンが入る準備をしています。

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道路より一段高い位置にありますね。この上に建てるそうです。満天ハウスの方の憩いの場にもなりそうです。

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今朝から生コンを枠の中に流し込む作業が始まりました。

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左端で説明されているのが、これから使う材料を自ら山に入って木を切り持ってこられる「国武林業」さんです。女性ですが、大変たくましい方です。

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下から見ると見上げる高さに出来る建物になりそうです。

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