日曜日は、あまりのお天気で家にいるのがもったいないくらいでした。なので、前回に引き続き名刺のネタ探しに山都・美里町方面に向かいました。午前中、主人たちは「愛郷吉無田」で管理しているブルーベリーの下草刈りに出かけたので午後からの出発になりました。
まず、毎年八朔の時期に作り物で有名な山都町に向かいました。「山都町観光文化交流館」やまと文化の森には、下市連合組の八朔祭大造り物小屋を併設し、大造り物を通年展示してあります。この広場でお祭りのときは全部の作り物を見ることができます。
自然の素材を利用した作り物の迫力には圧倒されます。
次に向かったのは美里町にある「小崎の棚田」です。室町時代から残された石垣で区切られ、風情ある雰囲気の棚田です。この時期は田植えのため水がはってありますが、時期が早かったのか全部の田んぼに水が見られなかったのは残念でした。また、この田には秋になると黄色の稲穂がみえて見事だと思います。また来てみたい風景でした。
この後、美里町石野地区にある「肉伏の切通し」を探しに行きました。「美里町フットパス」に載っている情報を頼りに行ったり来たりと大変な思いをして見つけました。ここは、城跡の崖を彫り込んで作った道です。きれいに整備されていました。
岩が道路にせり出している風景です。手を伸ばせば届きそうです。
やっとの思いで探したので、感動もひとしおでした。
帰りには美里町二俣橋のそばにある「八角トンネル」を見に行くことにしました。かつて熊本から延岡を結ぶために造られた熊延鉄道のトンネルです。トンネルといっても落石防止のためで7基が連なって作られています。駐車場入り口には看板もあります。これがないと絶対わかりませんね。
入り口から200mほど歩くと不思議な光景がみられます。
光が漏れてくるとますます神秘的な風景になります。
この景色を後に家路に向かいました。また、梅雨の晴れ間を待ってドライブしようと思います。いい気分転換の半日になりました。