昨日、みんなのスケジュール(?)が合ったので、一度は行ってみたいと思っていた大分の杵築(きつき)に行ってきました。お天気も良く遠足気分で出発しました。遠足なので、お茶はもちろんお菓子も準備万端です。途中、高森のそば畑の花が満開だったのを眺めながらウキウキの道中でした。
杵築市は南北の二つの高台に武家屋敷が立ち並び、その谷間に商人の町が細長く続く城下町です。北台の武家屋敷通りは、昔ながらの白壁が残る静かな佇まいで城下町の面影を色濃く残しています。着物姿で歩いている人もいて江戸時代にタイムスリップしたような錯覚を覚えます。つれあいたちが「あんたたちも着物を着たらよかったのに」といいましたが、ある主人は(誰とは言いませんが)「奥さんたちが着たらチンドン屋みたいだよ」とこっそり言っているのが聞こえてきました。
武家屋敷の中には、ひときわ目を引く立派な屋敷があります。杵築藩の家老が住んでいた大原邸です。茅葺屋根が見事でした。
多くの坂が存在する杵築城下町にはそれぞれ「酢屋の坂」や「飴屋の坂」、「志保屋(塩屋)の坂」などユニークな名前が付けられています。これは、「勘定場の坂」です。ここを上がれば武家屋敷に続いています。
写真は、北台から見下ろした杵築城下町を代表する酢屋の坂(手前)と塩屋の坂です。日曜日なのに観光客が少ないですね。もっといろんな人に見てほしいと思いました。
連れの荒野の七人ならぬ好爺(こうや)の三人です。ずいぶん歩いたのでお疲れ気味です。
坂の途中では、写真撮影があっていました。絵になる風景ですからね。
帰りは高森で今回の反省会と次回の計画の会議(?)を兼ねた食事会です。私たちのモットーは、「俺たちに明日はない」なので、計画したらすぐ実行!!という決まりです。