昨日の日曜日は、久しぶりにお泊りのお客様がなかったので、連休頑張った自分へのご褒美に主人と南小国方面へドライブに行きました。熊本もコロナの陽性者が増えています。なので、レストランなどに寄らないでいいようにおにぎりとお茶、果物を持って出かけました。まずは、今話題の新阿蘇大橋から見学です。
すごく高い場所にあり、橋の下に両側の駐車場に行ける通路も設けてあります。橋のそばには、新阿蘇大橋開通日にオープンした展望所もありました。熊本弁で「よく見えるな~」という意味の「ヨ・ミュール」と名前がついた展望所です。ここから立野峡谷を眼下に熊本平野を一望することができます。
この展望所は、2016年の熊本地震の際に南阿蘇村陽ノ丘仮設団地の集会施設「みんなの家」として利用されていた建物を後世に残すため、この場所に移築されたそうです。古い木と新しい木をうまく使ったおしゃれな建物に生まれ変わっています。
主人は、この建物が気に入ったようで、今芝生を張っている展望広場に置く施設にいいなあといっぱい写真を撮っていました。どういう構想を考えているのかと思うと、私としては怖い気がします。
このドライブは、本業の会社で使う新しい名刺の題材を探す目的でもあります。なので、次は高森町にある上色見熊野座神社に向かいました。途中、らくだ山をいつも見ている月回り温泉からではなく反対の方向から見ました。ちょっと不思議な感じです。
神社駐車場には、県外の車がたくさんありました。後で、調べてみるとアニメ「蛍火の杜へ」の舞台になった、アニメファンにとっての聖地だそうです。
二人老体に鞭打って上りました。周りにある杉がますます霊感新たな雰囲気をかもし出しています。
神殿に掲げられている説明文をみると、伊邪那岐命(いざなぎのみこと)、伊邪那美命(いざなみのみこと)、石君大将軍(阿蘇山を創った神・健磐龍命〈たけいわたつのみこと〉の荒魂といわれる)が祀られているそうです。
ここからさらに上を目指しました。急な坂の途中には杖代わりの竹がたくさん置いてあります。神殿後方の穿戸岩(うげといわ)には、健磐竜命の従者鬼八法師が蹴破ったといわれる縦横10メートル以上の大風穴があります。主人に言わせると、外輪山を作っている火山灰や噴石(ふんせき)が固まった石だそうです。長年の風雨で洗堀したのだろうと言っていました。
「穿戸岩」は巨大な岩山を大きな風穴が貫いていることから、どんなに困難な目標でも必ず達成できる象徴として『合格・必勝』のご利益があると評判です。
この後、国道265号を通り阿蘇市一の宮へ、阿蘇神社横を通過して(残念ながら今回は参拝せず、次回に持ち越しです)「やまなみハイウェイ」から瀬の本元高原に向かいました。草原の風景に似合う牛たちにも遭遇しました。
次にトウモロコシ屋さんに立ち寄りました。なつかしい景色がみられます。ここには、数百本の木が動物などの形に剪定され草原の中を埋め尽くしている風景です。来るたびにバージョンアップしています。生でもたべられるトウモロコシを食べながらのしばしの休憩。