御船町内にある街中ギャラリーで古本市がありました。主催者は、池田活版印刷所です。活版印刷とは活字を組み合わせて作った版(活字組版)を使った印刷方法で、県内でも数軒しかありません。初めての試みだったそうで、お客様はいらっしゃるかと心配されていましたが、大盛況でした。
当日は、あまりお天気が良くないにもかかわらず大勢の人で賑わっていました。
御船街なかギャラリーは、主屋部分が1802年建築の大型町家で御船町の先哲・林田能寛の生家ともいわれており、白壁の町の面影を今に残す県内で最も古い部類の建物です。この建物の中であったイベントは古い建築物と相まってずっと昔からやっているような古本市の趣を感じます。
子供たちも楽しそうに本をさがしていました。
手作りの雑貨も販売してありました。
体験で出来る印刷機械も置いてあります。
ゆっくり見学した後はおいしいコーヒーで一休みしました。次回開催が楽しみなイベントでした。