幕末に建てられた福江城(石田城)近くに福江武家屋敷通りがありました。ほとんどそのまま当時のたたずまいを残している武家屋敷通りがあり、それぞれの塀の上には石が積んであります。不思議に思って看板の説明を見てみると「こぼれ石」というそうです。敵が石垣塀を越えて屋敷に忍び込もうとするとこぼれ石が落ち、その音で侵入が分かる仕組みになっていたとか。
久賀島にある世界文化遺産「久賀島の集落」構成資産で国指定重要文化財旧五輪教会堂に行くには船で行くしかありません。皆で船をチャーターして向かいました。木造の建物です。中の構造もほとんど木を使っていました。宣教師の指導で地元の大工さんが作られたそうです。
また、最古の教会堂の横には新しい五輪教会があります。こんな辺鄙な場所に立派な協会を地元の方たちの普請で作られているなんて信仰の強さがわかりました。
また、船に乗り次に向かったのは奈留島にある江上天主堂です。世界文化遺産「奈留島の江上集落」構成資産で国指定重要文化財です。森の中に佇むクリーム色の外観や水色の窓枠が愛らしい木造建築の素朴な教会です。
この緑色の船に乗って2島廻ってきました。乗客は私たち6名。贅沢な船旅になりました。
長崎港に到着したら世界遺産の教会が載っている看板がありました。次回はまだ行っていない教会を訪れたいと思いました。